お子さん連れの方へ|山口市吉敷の歯科・小児歯科|市川歯科小児歯科

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山口県山口市吉敷中東3丁目13-11
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山口市吉敷・市川歯科小児歯科

市川歯科小児歯科では、小さなお子さんとお母さんが一緒に通いやすいように、
いろいろな工夫をしています。
ここでは、「親子で通いやすい3つのポイント」と「お子さんの診療で気をつけてほしいこと」を紹介いたします。

子育てはお口の中から

お口は、小さなお子さんにとって、とても大切な器官です。
これからの命のもととなる食べ物や飲み物をとるためだけでなく、言葉を発したり表情を作ったりと、今後コミュニケーションをしていくうえでも重要になります。また、きれいな歯や歯並びは、人の印象にも大きくかかわります。

当院では、お子さんのむし歯や歯並びのことはもちろんですが、例えば発音や飲み込みなど、歯のこと以外のお口のお悩みにもできる限りアドバイスさせていただきます。

「子育てはお口の中から」――とても大切な部分だからこそ、もしお悩みがございましたら、お母さん・お父さんだけで抱え込まずにぜひご相談ください。

親子で通いやすい3つのポイント

小児歯科の専門医が診療します!

副院長は、小児歯科の分野で多くの実績がある日本小児歯科学会の小児歯科専門医です。女性歯科医師として、「お子さんや親御さんと、最後まで一緒にがんばる」をモットーにしています。親御さんのご希望やお悩みを最初にしっかりとおうかがいし、治療内容にきちんと納得していただいたうえで治療を開始します。親御さんにご説明していない箇所を治療するようなことはありませんので、ご安心ください。
ラバーダムやレストレイナー、開口器、光照射器、笑気吸入鎮静法など、充実した設備を取りそろえ、どんなお子さんでもしっかりと治療できるよう態勢を整えています。

ラバーダムゴムでできた小さなマスクです。患部の歯だけを露出し、治療を行います。治療する歯以外の舌や頬、歯ぐきなどを傷つけずに治療できます。
レストレイナーお子さんが嫌がって暴れる場合は、口の中を切ったり、診療台から落ちたりするなど思わぬケガにつながります。そのため必要に応じてレストレイナーを使用して身体の動きを抑え、偶発的な事故を防ぎます。使用する際は保護者の方のご了承を得たうえで使用いたしますので、ご安心ください。
開口器お口を開いて固定するための器具です。治療中に急にお口を閉じるとケガをする可能性があるため、お口を開けることが難しい場合、疲れてきた場合はこの器具を使ってサポートします。
光照射器白い樹脂などの詰め物を早く固めるための専用のライトです。固まるのを待つのが苦手なお子さんは少なくないですが、これを使えばすばやく硬化できます。
笑気吸入鎮静法酸素に亜鉛化窒素を混ぜた「笑気ガス」を鼻から5分ほど吸入することで鎮静状態になり、意識がある状態でリラックスして治療を進められます。
  • ラバーダム

  • レストレイナー

  • 光照射器

小児専用診療室があります!

当院では、大人用の診療室とは別に、小児専用の診療室を設けています。そしてお子さん向けの診療台を2台設置しています。この診療台は、一般的な座るタイプではなく、背もたれがなくフラットになっているのが特徴で、背丈に合わずズレ下がるなどの心配がありません。
天井からは人気キャラクターのバルーンを吊るし、大人用の診療室とはまったく違う楽しい雰囲気です。壁掛けテレビからはアニメも流れていますので、リラックスしながら診療を受けられます。
また、待合室にはマンガや絵本、おもちゃが置かれたキッズルームもご用意し、待ち時間も退屈することなくお過ごしいただけます。

親子で同時に診療が受けられます!

診療室が大人用と小児用で分かれており、それぞれの担当歯科医師がおりますので、親御さんとお子さんで同時に診療が受けられて大変便利です。もちろん、バラバラに受けていただくことも可能です。
大人用の診療室には、ベビーベッドを設置しています。赤ちゃんをお連れの方も、赤ちゃんの様子を見ながら診療を受けていただくことができます。

お子さんの診療で気をつけてほしいこと

  • 小さな子どもの歯やお口は、大人とは違います。
    大人の歯よりも弱く、むし歯の進行も早いといわれており、より注意して診ていく必要があります。

    ここでは、お子さんの診療での注意事項をご案内いたします。
    診療時も歯科医師や歯科衛生士からご説明しますので、よくご理解いただきますようお願いいたします。

    PDFダウンロード ここからPDF形式でもダウンロードできます。ご自身のパソコンやスマートフォンに保存しておきたい方は、ぜひご利用ください。

    診療を受けるときの注意点
    • 予約の日時にご来院できない場合は、できる限り早くご連絡ください
    • 泣くお子さんを治療するとき、または急患があったときは、治療開始が遅れることがありますがご了承ください
    • 治療前の飲食は避けてください
    • 治療前にはトイレに行っておいてください
    • ハンドタオル、着がえ(小さなお子さんの場合)を持ってきてください
    • 小児期はむし歯のできやすいときですので、ぜひ定期検診にご来院ください

    こんなことに気をつけて!

    ● お子さんにうそをつかないで

    「何もしないから…」
    「注射はしないから…」
    「薬をつけるだけよ」
    「すぐ終わるから」

    ● お子さんが不安になるようなことは日頃からいわないで

    「ガリガリはいやだね」
    「注射はいやだね」

    ● 間違った同情をしないで

    「あんなに泣いているのにかわいそう…」

    治療後はほめてあげて!!

    麻酔について

    当院では、麻酔をしたことのない人には事前にテストを行っています。これは、麻酔薬に対する過敏性を調べるものです。
    麻酔薬のテストを行った当日は、発赤の直径を計測してください。


    • ツベルクリン反応と同じように見てください
    • 次回来院時に結果を必ずお知らせください
    • 注射したところをお子さんが触らないように注意してください
    麻酔による歯ぐきのしびれについて

    麻酔で歯ぐきがしびれている時は、その旨をお伝えいたします。以下のことにご注意ください。


    • しびれているので、唇を噛まないようにご注意ください。噛むと唇がはれることがあります
    • 噛みそうでしたら、清潔なガーゼか綿花を噛ませてください。もし噛んだ時に傷ができましたら、ご連絡のうえご来院ください
    • 1時間半は物を食べないようにしてください
    神経の治療について

    むし歯が歯の神経まで進行している場合、歯の神経をとる処置をすることがあります。
    この時は麻酔をしているので、以下のことにご注意ください。


    • 唇や頬がしびれているので、噛んで傷つけないように注意しましょう
    • 約1時間半は、物を食べないようにしましょう

    麻酔が切れて痛みが出た時は、痛み止めを飲んでください。
    歯の中に薬を入れて、仮のふたがしてあります。もし仮のふたが取れた場合は、連絡をしてください。


    抜歯について

    お子さんの歯を抜いた時は以下のことにご注意ください。


    • 抜歯後、1時間半ほどは飲食をさせないでください
    • 麻酔が切れる時に痛みが出ることがあります。
      その前に痛み止めの薬を飲ませてあげてください
    • 血のかたまりがとれると、傷の治りが悪くなりますので、抜歯した日はあまり うがいをさせないでください
    • 抜いた場所を指で触るとバイ菌が入りますので、気を付けてあげてください
    • 歯ブラシは抜いた場所を避けてお願いします。
      1週間ぐらいしたら普通どおりに磨いてください

    定期検診について

    子どもの歯は大人の歯に比べむし歯ができやすく、進行も早いものです。また、小児期は成長とともに口の中もめまぐるしく変化する時期です。ご家庭でのケアとあわせて、定期検診でむし歯を早期に発見するだけでなく、むし歯にならないような予防と美しく健康なお口の中の発育をめざしていきましょう。

    当院では、3ヶ月に一度、定期検診を受診することをおすすめしています。定期検診の時期が近づきましたら、おハガキやメールにてお知らせいたします。それまでに気がかりなことがあれば、ご予約のうえ受診してください。

    定期検診で行うこと

    • むし歯のチェック
    • 歯ぐきのチェック
    • 歯並び、かみ合わせのチェック
    • 歯のクリーニング(歯石・着色の除去)
    • 歯磨き指導
    • フッ素塗布

    その他、生活習慣やおやつの与え方など、気になることは何でも気軽に相談してください。


    フッ素塗布について

    表面が未熟でやわらかい子どもの歯にフッ素を塗ることで、歯の表面を硬くし、むし歯に強い歯になります。当院では、3ヶ月に一度、フッ素を塗ることをおすすめしています。しかし、フッ素を塗ったからといって安心せずに、きちんとした食生活や歯磨きをしていくことが大切です。

    フッ素塗布後の注意

    • 30分は、飲食やうがいをしないようにしてください
    • 口の中に手を入れたり、タオルでふいたりしないでください
    • 30分以内に嘔吐などがあった場合は、お知らせください
      もう一度歯の汚れを取り、フッ素を塗ります

    シーラント

    シーラントとは、むし歯になりやすい歯の溝をプラスチックなどで埋めて予防することです。奥歯や複雑な形をした歯に適しています。
    歯磨きがうまくできないお子さんの場合、歯ブラシが届かない部分からむし歯が始まります。シーラントによってむし歯菌が潜む場所がなくなるため、むし歯予防の効果が期待できます。
    処置方法は、歯の表面をきれいに清掃してシーラント剤を流し込み、光を当てて乾燥させます。取れることがあるので、定期的な検診をおすすめしています。